宴会場 きざん三沢 [改装]
きざん三沢
分類:商店建築 ・ 宴会場
デザイン/実施設計:Watanabe sekkei 施工:Mukae Yachi Kimura
<オーナー様からの依頼内容>
三沢市で有数の宴会場である「きざん三沢」 私も実はここで挙式いたしました。v(^_^
2年ほど前から部分改修のお話が出ておりましたが、その複数の計画を一気に全てやる方針にてスタートしました。
デザインは八戸市のワタナベ設計さんで宴会場関係のデザインにも慣れているようでしたが
何よりも現場を知っている設計屋さんだなと感じましたし、いろいろ勉強させていただきました。
(ディレクション・常務取締役中屋敷達也)
この事例の工夫ポイント —1階フロント付近のイメージチェンジ—
シックなオーク色の壁にして質感が向上しました。その質感に負けないように高級感ある石貼り床でバランスを
とっているのです。この部分が最後に施工されましたので、複数人数のタイル屋さんが忙しそうに動き回っていたのを思い出しますねー。
この事例の工夫ポイント —聖というイメージがぴったり!! チャペル!!—
この施設で花形のひとつ、チャペルです。改修の為に天井高は十分にとれなかったのですが、それをカバーする為にブラックミラーを天井に貼りましたら奥行きが出て非常に良く仕上がりました。正面の白い石張りと十字デザインのバランスも絶妙です!!
私の時代にはチェペルってあまり無かったのですけど、ここで挙式したらとっても良い絵図になるのでしょうね~。
この事例の工夫ポイント —高級感ただよう宴会ルーム「オークルーム」!!—
2階の宴会場です。宴会規模を考えるとこの会場が活躍するシーンが多いのではないでしょうか。
ここは全面的に改装し全く別物に仕上がりました。個人的にはライティングとオーク色によってシックな雰囲気に、そして石張りなどでアクセントを入れた部分の重厚感が良かったと思います。
しかし、私が個人的に気に入っているのはドリンクバーカウンターです!!
一枚のステンレス板でつくったカウンターは珍しくはないのですが、なんともこの場所にハマっているではないですか。
ここで出していただくビールが更にウマそうに感じます!!
いわゆる、高砂って呼んでいた部分、つまり新郎新婦が着席する部分です。
後ろの石&ステン見切り・・・細かい納まりに気を使いました。。
この事例の工夫ポイント —そんなこんなで一新—
一新しました「きざん三沢」さん、さらにスタッフの皆さんの士気も高まっております!!
竣工間際にお聞きした支配人さんの一言が印象的でした。
会社にはこんなに投資してキレイにしていただいた。
その投資が出来たのもお客がご利用してくださっているからですから、益々感謝の心をこめてしっかりとした対応をしていきたい。
そういう張り切る気持ちとプレッシャーを感じていますよ!!
という事でした。
私たちもお手伝いが出来て本当に良かったです。
工期が少なかったので、工事責任者の向江課長はさすがにチョットだけ寒気がしたようです。(^_^;
経験豊富で段取り上手な彼にしてもやはり人の子なのですね(笑